$60
オリジナルタイトル:Ghazal-hā-yi Bāqir Khurda Kāshānī
インド様式初期のペルシア語ガザル詩。バーキル・ホルデ・カーシャーニー詩集校訂版。
【概要】
バーキル・ホルデ・カーシャーニーは、ヒジュラ暦10~11世紀期のカーシャーンを代表する詩人であり、同時に優れた書家でもあった。詩作と書法に加え、クルアーン朗誦およびタジュウィードの学にも通じていた。若年期にはヌクタヴィー派に傾倒し、そのため投獄されるが、釈放後はホラーサーンおよびイラクを遊歴し、のちにインドへ移住した。ヒジュラ暦1038年にブルハーンプルで没し、同地に葬られている。
バーキルの詩風は、後に「インド様式(サブク・ヒンディー)」と呼ばれることになる新様式(タルズ・イ・ターザ)に属する。この潮流は、バーバー・フィガーニーにより端緒が開かれ、サナーイー、ウルフィー、ナズィーリーらによって発展し、最終的にカリームおよびサーエブによって完成を見るが、バーキルはその重要な中間的存在である。
彼のガザルには、ハーフェズに代表される、いわゆる「アラーキー様式」の抒情性と、後のサーエブに顕著となるインド様式的特徴の双方が認められ、両者を結ぶ美学的架橋を成している。本書は、バーキル・ホルデ・カーシャーニーのガザル作品を校訂したものであり、ペルシア抒情詩の変遷を考察するうえで欠かせない基礎資料である。
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