¥5,800
オリジナルタイトル:Sanjish-i manābiʿ-i tārīkhī-yi Shāhnāma dar pādshāhī-yi Khusraw Anūshirvān
『シャー・ナーメ』におけるホスロー1世(アヌーシールワーン)治世の記事を、史料批判の観点から検討した大部の研究書。
【概要】
フィルドゥスィーの『シャー・ナーメ』は、文学的・叙事詩的傑作として主に文学研究の対象とされてきた。しかし本書は、サーサーン朝の名君ホスロー1世(アヌーシールワーン)の治世に焦点を当て、同叙事詩の歴史的史料価値を本格的に検証する点に特色がある。
著者は、2007年以降に発表した一連の研究成果を踏まえ、『シャー・ナーメ』中のアヌーシールワーン治世の記事が4500句以上に及び、初期イスラーム期の歴史書と比較しても、しばしばそれ以上に価値の高い史実を伝えていることを明らかにする。そこから、フィルドゥスィーがアブー・マンスーリー版『シャー・ナーメ』に加えて、『カルナーマグ・フィー・スィーラト・アヌーシールワーン』のような特定の史料にアクセスしていた可能性が強く示唆される。
本書は、この仮説を軸に、『ニハーヤト・アル=アラブ』『アフバール・アッ=ティワール』『タジャーリブ・アル=ウマム』などの初期イスラーム史料を精査し、アヌーシールワーン史の伝承過程と史料的背景を解明する。『シャー・ナーメ』研究、サーサーン朝史、ならびに史料批判的方法論において、きわめて重要な貢献をなす研究書である。
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