¥5,800
オリジナルタイトル:Siḥ risāla: Asrār al-ʿĀrifīn, Sharāb al-ʿĀshiqīn, al-Muntahā
マレー世界における最初期のスーフィー思想を伝える、ハムザ・ファンスーリーによる三論集のペルシア語訳。
【概要】
ハムザ・ファンスーリー(1607年没)は、マレー世界において初めて体系的にスーフィズムを説いた人物とされ、「マレー神秘文学の父」とも呼ばれている。東南アジアにおけるスーフィー文献の中で、彼以前に確実に遡ることのできる作品は確認されていない。現存する著作からは、彼がアラビア語とペルシア語に精通しつつ、マレー語を用いジャウィー文字で著述していたことが明らかである。
本書には、彼の著作の中でも特に思想的・神秘的内容に富む3つの論考 ―『認識者の秘奥』『恋人たちの酒』『究極』― を収録し、そのペルシア語訳とともに、ライデン大学図書館所蔵のジャウィー文字写本の写真版を併載している。本書は、マレー世界におけるイスラーム神秘思想の成立と、ペルシア・アラビア思想の越境的受容を理解するうえで不可欠な基礎資料である。
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