Dastur al-Kateb fi Tayin al-Maratib (2 Vols.)
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¥5,800

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オリジナルタイトル:Dastūr al-Kātib fī Taʿyīn al-Marātib

ヒジュラ暦8世紀に成立した、ペルシア語による文書作成・書記術の最重要マニュアルの一つ。

Description
  • 原題: دستور الکاتب فی تعیین المراتب
  • 翻字: Dastūr al-Kātib fī Taʿyīn al-Marātib
  • 日本語タイトル:『書記の規範 ― 官職序列の定め方』(全2巻)
  • 著者: ムハンマド・イブン・ヒンドゥーシャー・ナフジャヴァーニー(通称シャムス・ムンシー、8世紀 A.H.)
  • 校訂者: アリー・アクバル・アフマディー・ダラーニー
  • 言語: ペルシア語
  • ISBN: 978-600-203-126-6(全巻)
  • 出版年: 2016年
  • 頁数: 1139頁
  • 形式: PDF
  • 分類: ペルシア語・ペルシア文学
  • 叢書コード(Miras Maktoob: 303

【概要】

『書記の規範 ― 官職序列の定め方』は、ヒジュラ暦8世紀の書記官シャムス・モンシーことムハンマド・イブン・ヒンドゥーシャー・ナフジャヴァーニーによって著された、ペルシア語文書作成術(インシャー)の代表的文献である。本書は、イルハン朝宰相ラシードゥッディーン・ファズルッラー・ハマダーニーの長子であるギヤース・アッディーン・ムハンマド・ラシーディーの依頼により着手され、のちにジャライール朝スルターン・ウワイスの治世(757–777 A.H.)に、ヒジュラ暦767年に完成・献呈された。

本書の目的は、文書作成の技法を学ぶ者のために、実践的で体系的な指針を提供することにあった。従来の文書集・作法書と比しても、内容の多様性と網羅性において比類なく、精緻な区分と構成を備えている。文体は高度に技巧的・修辞的であり、イルハン朝期の行政制度史およびペルシア語散文、とりわけ公文書様式の研究にとって不可欠な一次資料である。本文中には、クルアーン章句、ハディース、詩、賢人の言葉、逸話や譬喩が、内容に即して巧みに織り込まれている。

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