$60
オリジナルタイトル:al-Ufuq al-Mubīn
サファヴィー朝期を代表する哲学者ミール・ダーマードによる、形而上学と神学原理を体系的に論じた最大規模の哲学著作。
【概要】
『al-Ufuq al-Mubīn』は、サファヴィー朝期イスラーム哲学を代表する思想家ミール・ダーマードの著作の中で、最も包括的かつ理論的完成度の高い形而上学書である。現存する伝承資料によれば、本書は著者自身によって教授され、イランおよびインド亜大陸から多くの弟子が講筵に集ったことが知られている。
本書は当初、2つの章(ṣarḥa)から成る構想であったとされるが、現存写本はいずれも第1章のみを伝えており、そこでは存在論や因果論などの「一般存在論的原理」が詳細に論じられている。第2章は神学的・神的問題を扱う予定であったとされるが、今日まで伝わっていない。
本書は、イブン・スィーナー哲学、照明学派的要素、そしてミール・ダーマード独自の「永続的生成(ダフリー的被造)」理論を統合した体系的形而上学として、後世のシーア派哲学、とりわけイスファハーン学派の形成に決定的影響を与えた基本文献である。
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