Nur al-Oyun
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オリジナルタイトル:Nūr al-ʿUyūn

ヒジュラ暦5世紀に成立した、現存最古級のペルシア語による眼科医学書。

Description
  • 原題: نورالعیون
  • 翻字 (ALA-LC): Nūr al-ʿUyūn
  • 日本語題名:『眼の光 ― 中世ペルシア語眼科学書』
  • 著者: アブー・ルーフ・ムハンマド・イブン・マンスール・アル=ジュルジャーニー・アル=ヤマーニー(通称ザッリーン・ダスト、5世紀)
  • 校訂者: ユーソフ・ベグ・バーバープール(監修:マフディー・モハッゲグ)
  • 言語: ペルシア語
  • ISBN: 978-203-600-054-2
  • 出版年: 2012年
  • 頁数: 841頁
  • 形式: PDF
  • 分類: 科学・技術
  • 叢書コード(Miras Maktoob: 244

【概要】

『Nūr al-ʿUyūn』は、ペルシア語で書かれた眼科学書として最古とされる重要文献である。著者アブー・ルーフ・ムハンマド・アル=ジュルジャーニーは、セルジューク朝の君主マリクシャーに仕えた宮廷医であり、「金の手(ザッリーン・ダスト)」の異名をもつ名医として知られている。本書は480年ヒジュラ暦に完成し、マリクシャーに献呈された。

全体は十章から構成され、先行する医学理論を基礎としつつ、著者自身の臨床経験が加えられている。フナイン・イブン・イスハークの著作に倣った問答形式が採用され、教育的目的をもって著者の息子に語りかける形で執筆されている。

特に第7章では、眼科外科に焦点を当て、手術可能な疾患、具体的な手術方法、使用される医療器具について詳細に論じている。本書は、イスラーム医学史および中世眼科学研究における基礎資料であり、ペルシア語医学文献の到達点を示す重要な成果である。

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