¥5,800
オリジナルタイトル:Miḥakk-i Khusravī
本書は、50名以上の詩人によるガザルを収録した大規模なペルシア語詩集(詩歌選集)であり、韻律・押韻・リフレインに基づいて体系的に編纂されている。
【概要】
本書『ミハック・ハスラヴィー』は、後期サファヴィー朝から初期カージャール朝にかけて活躍した50名以上の詩人によるガザルを集成した、きわめて重要な詩歌選集である。収録詩篇は、アラビア・ペルシア詩学に基づき、韻律・脚韻・リフレイン別に整然と配列されている。
本書は、ヒジュラ暦1232年(1817)に、シンド地方の統治者ミールカルム・アリー・ハーンとその兄ミールムラード・アリー・ハーンの要請により編纂された。近世ペルシア詩の受容史、詩学研究、地域的詩風の比較研究にとって不可欠な資料である。
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