Rashikat al-Hind: tanasob nazd-e Hendiyan
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オリジナルタイトル：Rāshikāt al-Hind: tanāsub nazd-i Hindiyān
本書は、アブー・ライハーン・アル＝ビールーニーによる、インド数学における比と比例を扱った短い数学論考である。
Description
- ペルシア語表記: راشیکات الهند: تناسب نزد هندیان
- 翻字: Rāshikāt al-Hind: tanāsub nazd-i Hindiyān
- 日本語タイトル: 『ラーシカート・アル＝ヒンド―インドにおける比例論』
- 著者: Abū Rayḥān Muḥammad b. Aḥmad al-Bīrūnī（4–5世紀 A.H.）
- 編者: Muḥammad-Mahdī Kāveh Yazdī
- 言語: ペルシア語
- ISBN: 964-8700-95-4
- 出版年: 2010年
- ページ数: 125頁
- フォーマット: PDF
- 分類: 論考（リサーラ）
- 叢書コード（Miras Maktoob）: 196
【概要】
『ラーシカート・アル＝ヒンド』は、アブー・ライハーン・アル＝ビールーニーによって著された、約15葉から成る比較的短い数学論考である。本書は、彼の著作の中で唯一、算術のみを主題として独立に書かれた作品である。
本論ではまず、ユークリッドの『原論』に基づくギリシア数学の比と比例の理論が説明され、その後、最大17の既知量を含む複雑な比例関係が取り上げられる。また、こうした比例体系に対してインドの数学者たちが用いていた専門用語も記録されており、ギリシア数学とインド数学の比較研究において重要な資料となっている。
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