Anwar al-Balagha
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オリジナルタイトル:Anwār al-Balāgha: dar funūn-i maʿānī, bayān va badīʿ

本書は、11世紀ヒジュラ暦の学者 Muammad Hādī b. Muammad āli Māzandarānī(「ムタルジム」と称される)による、意味論(maʿānī)、表現論(bayān)、修辞学(badīʿ)の総合的研究である。古典修辞学者の理論を批判的に検討し、ペルシア語・アラビア語の文芸的技法を体系的に論じている。

Description
  • ペルシア語表記: انوارالبلاغه: در فنون معانی، بیان و بدیع
  • 翻字: Anwār al-Balāgha: dar funūn-i maʿānī, bayān va badīʿ
  • 日本語タイトル: 『アンワール・アル=バラーガ ―― 意味・表現・修辞の諸技法』
  • 著者: Muḥammad Hādī b. Muḥammad Ṣāliḥ Māzandarānī(通称「ムタルジム」・ヒジュラ暦11世紀/17世紀)
  • 編集者: Muḥammad-ʿAlī Ghulāmī-Nejād
  • 言語: ペルシア語
  • ISBN: 964-5603-2-1
  • 出版年: 1376年(1997年)
  • ページ数: 419頁
  • フォーマット: PDF
  • 分類: ペルシア語・文学
  • 叢書コード (Miras Maktoob): 024

【概要】

本書は、意味論・表現論・修辞学の三部門を網羅し、あらゆる修辞規則と文芸技巧を扱う総合的な修辞学書である。古典修辞学者の学説を批判的に検討しつつ、当時の文芸観と技法を詳述する。モンゴル時代以降のペルシア散文は、アラビア語的構文や語法上の制約の低下など、一般的に純度が衰えたとされるが、本書の散文は学術的で成熟しており、タフターザーニーの『al-Muṭawwal』の影響が随所に認められる。

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