$60
オリジナルタイトル:Nigārgarī dar Darbār-i Shāhrukh
ティムール朝細密画研究。シャールフ宮廷写本とペルシア絵画史の重要文献。
【概要】
本書は、ティムール朝の君主シャールフの宮廷図書館に関係する写本群を手がかりとして、彼の文化政策と美術後援の実態を解明する研究である。著者は、現存する写本を整理し、収集・修復・新規書写という3つの観点から、その成立背景を分析している。
写本は3類型に分類される。すなわち、①他所で制作されシャールフの蔵書印のみを有するもの、②ヒジュラ暦8世紀に書写され未完のまま残り、後に宮廷図書館で補完されたもの、③シャールフの図書館で新たに書写されたものである。
シャールフの命によって制作または修復された彩色写本は、現在8点のみが確認されている。そのうち4点は、ヒジュラ暦8写本の『集史』であり、歴史家ハーフェズ・アブルーによって補完されたものである。その他には、ハーフェズ・アブルーの歴史著作集、ミウラージュナーマ、そしてニザーミーの『五部作』2写本が含まれる。
本書は、これら8写本を中心に、その移動史や改変の過程を追跡し、ティムール朝宮廷における写本制作と細密画文化の実像を明らかにしている。
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