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ペルシア語のことわざ・慣用句(6)

パンと塩を食べた仲
با کسی نان و نمک خورده بودن
(Bā kasi nān-o-namak khorde budan.)

「あいつとは、かつて一緒に苦労してさ・・・」
と言う時、

「同じ釜の飯を喰った(仲)」

という日本語の言い回しがありますね。

長年、共に生活したり、一緒に働いたり、喜びも悲しみも分かち合った友人・仲間・同僚・同志の親しい間柄を示します。

ペルシア語では、こんな言葉があります。

با کسی نان و نمک خورده بودن」(Bā kasi nān-o-namak khorde budan.)
=(直訳)〇〇とパンと塩を食べた ➡「〇〇とは一緒にパンと塩を食べた仲である」

例えば、「Kimiちゃんとは、同じ釜の飯を喰った仲だよ」と言う時、こんな感じで言います。
با کمی جان نان و نمک خورده ایم.」(Bā Kimi jān nān-o-namak khorde-im.)

パンだけでなく塩も、古代より常に欠かせない重要な食物なので、ペルシア語でも様々な諺が存在します。
また、「お米かパンか」は文化の違いですが、お米主食党の人は「お米がないと食事した気分にならない」「締めにはメシ」で、パン主食党の人にとっては「断然、パンだね」と断言します。

でも、現代では糖質制限や糖質オフ、または遺伝子組み換えによる身体への影響を懸念して、お米や小麦の消費量を抑える人も多いですね。

あなたは、お米党?それとも、パン党?または、糖質オフ党?

今日も良い一日を!

(この記事は、旧Kimiyaのサイトにて2022.9.17に書かれたものです)

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